【お金を借りる】借りる人が事前に知っておくべき10の項目

人間は生きていくうえで、どうしても借金をしなければならないときがあります。

誰でも人生の中で、一度や二度は他人からお金を借りることもあるでしょう。

学生や若い頃なら親や知人からの借金でどうにかなるのかも知れませんが、社会生活を営んでいると金融業者からお金を借りなければならない事情も出てきます

借金を罪悪視する風潮もありますが、借金をしたことのない人は一人前とは言えないという意見もあります。

しかし、現実的には借金に苦しむ人が多くいます。

そういう人はどこかで借金の仕方を間違えているのです。

それではお金を借りる人が知っておくべき10の項目を見ていきましょう。

何の目的で借金するのか自覚する

お金を借りる際、目的もなく借金をする人はいないと思います

しかし中には借金することに慣れてしまって、何が目的でお金を借りようとしているのか、自分を見失う人もいます。

そして自分でも気付かないうちに借金地獄へと陥ってしまうのです。

お金を借りる目的

お金を借りる目的によって、ローンの種類も変わってきます。

借金をする主な目的には、以下のようなものがあるでしょう。

★マイホームを購入する
★マイカーを購入する
★事業資金に充てる
★生活費に充てる
★遊興費に充てる
★急な出費があった
★奨学金を利用する

他にも色々な借金の理由があるでしょうが、一応これぐらいに留めておきます。

多額の借り入れが必要な借金

借金でまず思い浮かべるのがマイホームを購入するための住宅ローンでしょう。

家や土地を買うのは高額になるため、お金を借りてローンを組むわけです

賃貸住宅で家賃を毎月支払うよりは、ローンで毎月支払った方がその家は自分の物になるのでより良いということですね。

また住宅ローンの場合は何十年にもわたる長期ローンが可能です。

マイカーを購入する際も、家ほどではないとはいえ高額な資金が必要でしょう。

自動車ローンは住宅ローンのような何十年スパンは不可能ですが、数年にわたるローンが組まれます。

また3年ぐらいの自動車ローンを組み、ローンが終わって次の車検を迎える直前に次の新車に乗り換えて新たに3年ローンを組むという車好きの人もいるようです。

住宅ローンで多いのは、銀行からお金を借りることです。

保証人や担保が不要だからと言って、カードローンでマイホームを購入すると、金利が高すぎて大損するでしょう。

マイカーの場合は自動車ローンとしての活用をPRしているカードローンもありますが、ディーラーの紹介や銀行などの金融機関でローンを組む方が多いようです。

経営者が事業用にお金を借りる際も、銀行や信用組合などから融資を受けるのが一般的でしょう。

あるいは公的融資を受けることができるかも知れません。

普通のカードローンでは借りたお金を事業性資金に使うことは認められていませんが事業者ローンに特化したカードローンも存在します。

少額の借り入れに便利なカードローン

生活費や遊興費に充てたり、急な出費があったりした際にお金を借りる場合、よく利用されるのがカードローンです。

保証人や担保の必要がなく審査さえ通れば手軽にキャッシングできるからです。

奨学金は国や公益団体から学資としてお金を借りて勉強し、将来の職業に役立てる借金です。

また金融機関には教育ローンという金融商品もあります。

お金を借りる目的を明確にし、最も利用方法に合ったローンを活用しましょう。

その借金が本当に必要なのか確かめる

お金を借りるとき、本当にその借金は必要なのかということも考えてください。

実は借金してまで買う必要もなかった物が意外に多いのです。

余裕があるのなら、キャッシュでのマイカー購入も検討

マイカーを購入するときにはローンを組むのが一般的ですが、かなりの預金がある人ならばキャッシュでの購入が可能かも知れません。

車を購入する際、ほとんどのディーラーはローンを組むことを勧めて来るでしょう。

多くのディーラーは金融業者と提携しているためローンの方が店にとっては利益が出るからです。

ところがローンを組むということは借金をすることなので、利子を支払わなければなりません。

余計な利子を支払うぐらいならばキャッシュで買った方が得だということになります

もちろんキャッシュでの購入が可能だからと言って、車を買った後に貯金がゼロになるのならば誰でも不安になるでしょう。

そのために生活が苦しくなって金利の高いカードローンで借金をすれば、キャッシュで車を買った意味がありません。

車をキャッシュで買った後の貯金に余裕がないのならば、損をしない自動車ローンを組みましょう。

無駄な買い物をしなければ、キャッシングをしなくても済む

車のような高額な物ではなくてもカードローンで手軽にキャッシングできるからと言って、不要な物を買い漁るのは感心しません。

せっかく買った物でもたいして使わずにただ返済に追われるようになると、無駄な買い物をしなければよかったと後悔するだけです。

借金をしてまでの衝動買いは慎んでください。

借金を生活費に充てる場合も次の月にはまた生活が苦しくなって、お金を借りざるを得なくなるでしょう

借りたお金は利子を付けて返済しなければならないので余計に生活は苦しくなります。

お金を借りる際、あるいは借りた後には、なぜ借金をしなければならない状況になったのか考えましょう。

そして次の月は借金をしないように生活費の使い方を思案しなければなりません。

お金を借りるということは、余計な利子を支払うということです。

お金を借りる前にもう一度、その借金が本当に必要かどうか考えてみてください。

借金の返済計画をきちんと立てる

お金が足りなくなったから借金しようという安易な考え方でお金を借りると、後で必ず借金地獄に陥ります。

お金を借りた以上、利子を付けて返済しなければなりません

家計簿をつけることが、返済計画の第一歩

まずは借金する前に、いくらの額が必要かを考えて、金利と返済回数を照らし合わせて返済計画を立ててください

毎月どの程度の額の返済なら可能なのか、よく考慮してみることです。

ちょっとしたことでも結構ですから、以下のようなことから始めましょう。

★毎月の収入を知る
★毎月の支出を知る
★家計簿をつける

毎月の収入は残業の多さにより多少は異なりますが、さほどの増減はありません。

収入を増やすことが理想ですが、一朝一夕にはまず不可能です。

収入を増やすことが容易ではないのならば、毎月の支出を知ってそれを抑える方がずっと近道です

収入と支出との差額でプラスが大きくなれば、それだけ返済も楽になります。

そのためには家計簿をつけるのが一番わかりやすいでしょう。

家計簿をつけると、どんなことにお金を使っているのか一目瞭然だからです。

食費を落とすのは簡単ではありませんが、家計簿をつけることによって、少しでも安いスーパーを探すようになります。

あるいは、大安売りの日を狙うのも一法でしょう。

外食や呑み代も気になります。

付き合いでどうしても必要な場合がありますが、あまりにも多すぎて生活が苦しくなるのは本末転倒です。

色々ある、節約の工夫

スマートフォンは今や生活の必需品で、支出を減らそうとしてスマホを手放すのは現実的ではないでしょう。

しかし、スマホだって節約のチャンスです。

たとえば格安スマホに乗り換えると、月額で約4千円も節約できるかも知れません

スマホ以外でも、たとえば新聞の購読をやめて、インターネットニュースに切り替えるという節約方法もあります。

節約できることは節約して、返済のシミュレーションをしてください。

そうすれば無理のない返済計画を立てることができるでしょう。

金利の仕組みはどうなっているの?

お金を借りる際には必ず金利が付いてきます。

お金を返すときには、元金だけではなく利子も支払わなければなりませんが、この利子が金利分の金額となります。

利子と利息、金利と年利の違い

利子の他に利息という言葉がありますが、両者に明確な違いはありません。

お金を貸した側から見る金利分が利息、お金を借りた側から見た場合に利子と呼ぶことが多いですね。

よくカードローンに金利15パーセントなどと書かれていますが、この場合は1年に付く金利、即ち年利のことです。

たとえば100万円を借りた場合、年利が15パーセントだとすると1年間に付く利子は15万円ということになります。

つまり1年間に100万円を借りると、115万円を返さなければなりません。

年利を月利に直すと年利を12ヵ月で割るわけですから、年利が15パーセントだったら月利は1.25パーセントということになります。

即ち100万円の借金ならば、元金は別にして月々の利子だけで1万2千5百円というわけですね。

最高金利と最低金利、どちらを見た方が良い?

A社のカードローンの金利は2パーセントから20パーセントで、B社は8パーセントから15パーセントだったとします。

この場合、A社とB社ではどちらが得だと思いますか?

大抵の人は2パーセントの方に目が行って、A社の方が得なような気がします。

しかし実際には、B社の方が得になることが多いでしょう。

A社の金利2パーセントというのは、たとえば1,000万円ぐらいを借りたときの年利です。

ところがカードローンで1,000万円も借りる人はあまりいません。

普通の人が借りる金額ならば、A社の最高年利20パーセントになるでしょう

しかしB社の最高年利は15パーセントです。

多くの人は、同じ額を借りてもA社よりもB社の方が得になるわけです

つまり最低金利より最高金利を見た方がいいわけですね。

金利はほとんどの場合、借入額が上がれば上がるほど下がってきます。

もちろん金利が下がっても元金が大きいのですから、実際の利息額は増えるわけです。

また、金利が低くても、返済期間が長くなると却って利子が高額になることがあります。

その場合は、少々金利が高くても返済期間を短くした方が得ということですね。

固定金利と変動金利

固定金利と変動金利という言葉を聞いたことはありませんか?

固定金利とは最初に決めた金利がずっと続く方式です。

それに対し変動金利は定期的に金利の見直しが行われます。

そのときの市場金利によって金利も変更されるわけです。

固定金利ではずっと金利が変わらないので返済プランが立てやすくなります

当然、市場金利の影響を受けません。

そのかわり市場金利が下がった場合は損になります。

変動金利の場合、市場金利が下がると金利も下がるので得になるわけですね。

しかし市場金利が上がった場合は損になるということです。

固定金利と変動金利、どちらが得になるのかと言えば、そのときの経済状況にもよります

もちろん返済期間や家庭の経済状態によっても変わってきます。

お金を借りるときは、金利のことを充分に検討しましょう。

お金を借りるときの、担保や保証人の意味とは?

銀行などから借金をするとき、担保や保証人が必要な場合があります。

それでは、担保および保証人とは、どういうものなのでしょうか。

保証人も担保の一種

実は保証人も担保の一種なのです。この場合は人的担保と呼びます。

それに対し一般的に担保と呼ばれているのは物的担保のことです。

お金を貸す側からすると、お金を貸した人に逃げられたら資金を回収できません。

そこで保証人や担保によって、回収できなかった資金を確保するのです

保証人と連帯保証人

保証人には普通の保証人と連帯保証人の2種類があります。

どちらも、借金した人がお金を返せなくなった場合に、借金を代わりに支払ってもらう人のことです。

つまり両者は同じように見えますが、実際には連帯保証人の方が責任は重いのです。

普通の保証人はすぐに借金を返すように求められても「その前に主債務者の資産を回収してください」と言って拒否することができます。

しかし連帯保証人には拒否権はありません

いわば借金をした人と同じだけの責任が連帯保証人にはあるのです。

また保証人が複数いる場合には、1人の保証人はその頭数を割った分のみの返済で済みます。

たとえば3千万円の借金があって保証人が3人だった場合は、1人の保証人は1千万円の返済でいいのです。

他の保証人は関係ありません。

それに対し連帯保証人の場合は、保証人が何人だろうと3千万円を返す必要があります

仮に上記の例で借金した人と他の連帯保証人が逃げてしまえば、たとえ1人でも連帯保証人は3千万円を返さなければなりません

物的担保について

担保つまり物的担保は、土地などの不動産となることが多いでしょう

あるいは、株券などの有価証券が担保になる場合もあります。

借金を回収できなかった場合、お金を貸した側は担保を売却して資金を確保するわけです。

担保も保証人も、お金を貸す側にとっての保険と言えるでしょう。

カードローンの特徴を知る

担保や保証人は借金に付き物のように思われますが、それらを必要としない借金方法があります。

それがカードローンです。

担保も保証人も不要のカードローンはテレビCMの影響もあって、一気に広まりました。

借金という言葉に代わってキャッシングという呼び方が定着し、お金を借りることに対する抵抗感をなくしたのです。

カードローンの種類

カードローンには、大きく分けて以下のような3種類があります。

★消費者金融
★信販系カードローン
★銀行系カードローン

消費者金融はかつてサラ金と呼ばれて暗いイメージがありましたが、現在ではそんな印象を払拭しました。

誰でも消費者金融で手軽にキャッシングする時代になったのです

信販系カードローンはあまり馴染みがありませんが、その名の通り信販会社が運営するカードローンのことです。

信販会社とは信用販売会社の略でクレジットカードなどを発行しています。

銀行系カードローンは銀行のような金融機関が運営するカードローンです。

信用金庫カードローンも、銀行系カードローンの一種と言えるでしょう。

カードローンには担保や保証人が不要とはいえ、誰にでもお金を貸してくれるわけではありません

申し込む際には、必ず審査があります。

また担保および保証人が要らない分、金利も高めとなっています。

各カードローンの審査基準

審査基準は金融業者によって異なりますが、最も厳しいのは銀行系カードローンで、さほど厳しくないのが消費者金融です。

逆に金利が最も高いのが消費者金融で、最も低いのが銀行系カードローンでしょう。

信販系カードローンは、審査も金利もその中間です。

消費者金融の真骨頂は利便性です。

即日融資を売り物にしている業者も多く、急な出費がある場合には最も適したカードローンですね。

そのかわり金利が高いというわけです。

信販系カードローンも即日融資を謳っている業者がありますが、それほど多くありません。

一般的には消費者金融に比べて審査は遅くなっています。

しかし金利は消費者金融よりも低いでしょう。

銀行系カードローンでは、即日融資が不可能となっています。

審査の際に申込者の情報を警察庁のデータベースに照会する必要があるからです。

審査が厳しい分、金利は他のカードローンに比べて低くなっているのが特徴です。

それぞれのカードローンを比べて、自分の利用方法に合ったローンを選んでください。

ブラックリストに載ると、もう審査には通らない?

カードローンを利用しようとする人はブラックリストという言葉を聞いたことがあると思います。

よく言われるのがブラックリストに載っている人は審査に通らないということです。

それでは本当に、ブラックリストに載っている人は、カードローンの審査には通らないのでしょうか。

ブラックリストって、どういうものなの?

実はブラックリストという名のリストは存在しません。

ただ過去に金融事故を起こして信用情報機関に登録されている人のことを、ブラックリストに載っていると表現するのです。

あるいは金融ブラックとも呼びます。

本稿では一応ブラックリストと呼称しますが、どのような金融事故を起こすとブラックリストに載るのでしょうか。

以下のような人は、ブラックリストに載っているでしょう。

★5年以内に61日以上、返済を延滞している人
★5年以内にカードを強制解約された人
★5年以内に代位弁済があった人
★5年から10年以内に債務整理をした人

61日以上の延滞ではローンに限らずクレジットカードのショッピング枠なども対象となります。

カードの強制解約も、クレジットカードも含まれるので気を付けましょう。

代位弁済というのは他人に返済してもらった場合のことです。

債務整理とは、借金をなくす手続きのことで、自己破産などがこれに当てはまります。

ブラックリストは一生もの?

ブラックリストに載った場合、カードローンの審査に通ることはまずありません

しかし自分ではブラックリストに載っていると思っていても、実際には載っていない場合もあります。

また信用情報機関に登録されているかどうか、確かめることも可能です。

そして永久にブラックリストから消えないわけではありません。

条件によって異なりますが、5年から10年で金融事故情報は消滅します。

そうなればカードローンの審査に通ることも可能でしょう。

とはいえブラックリストに載っていないからと言って、必ず審査に通るわけではありません。

たとえば安定収入がない人は審査には落ちます

また安定収入があっても返済の遅延を何度も繰り返している人も、審査に通ることは難しいでしょう。

何度も延滞をする人は返済能力に問題ありと判断されるからです。

複数の金融業者からキャッシングをしている人も審査では不利になります。

ブラックリストに載らない、あるいは審査に通るコツとしては、きちんと返済を遅延なく行うことです。

それだけに返済計画は非常に大切なのです。

総量規制って何?銀行系カードローンは総量規制対象外なの?

総量規制という言葉を聞いたことはないでしょうか。

総量規制とは簡単に言えば年収の3分の1以上は借り入れできないという制度です。

たとえば年収300万円の人は100万円までしか借り入れできません。

総量規制が導入された理由

総量規制が導入された背景には、お金を借り過ぎてしまって借金地獄に陥る人が続出し、社会問題になったことがありました。

カードローンが普及し手軽にキャッシングできるようになったため、自己破産に追い込まれるような人が急増したのです。

そこで2010年6月18日に総量規制が完全施行されました。

と言っても、全てのローンに総量規制がかけられているわけではありません。

たとえば住宅ローンや自動車ローンなどは総量規制から除外されています。

総量規制の対象となるのは、以下の業者です。

★消費者金融
★信販会社
★クレジット会社

つまり消費者金融や信販系カードローンは総量規制を受けるため、年収の3分の1までしか借り入れできないわけですね。

クレジットカードもキャッシング枠は総量規制の対象ですが、ショッピング枠に関してはその限りではありません。

銀行系カードローンも自主規制に乗り出す

前項の総量規制対象業者を見て、何か気付いたことはありませんか?

そうです。銀行は総量規制の対象にはなっていません

すると銀行系カードローンは総量規制対象外なのでしょうか。

その答えはイエスでもありノーでもあります。

以前は、銀行系カードローンでは年収の3分の1以上でも借り入れが可能でした。

しかし現在では、いわゆるメガバンクと呼ばれる都市銀行が自主規制を始めたため、都市銀行系カードローンでも年収の3分の1以上は借り入れできなくなったのです。

ただし銀行は都銀だけではありません。

地方銀行の中には自主規制を行っていない銀行もあります。

しかし基準は銀行によってまちまちで、特に規制を設けていない地銀もあれば、年収の2分の1以上は貸し付けを行っていない地銀も存在します。

おまとめローンは総量規制の例外

多重債務者が借入先を1つに絞ることをおまとめローンと言います。

しかしおまとめローンに切り替える際、総量規制を受けると年収の3分の1以上になって利用できなくなるのでは?と心配になりますね。

ところがおまとめローンは総量規制の例外として認められています

おまとめローンは利用者の有利となるので、総量規制の例外が適用されるのです。

ただし、あくまでも例外であって除外ではありません。

おまとめローンでも、利用者の有利にならなければ総量規制が適用されます。

闇金業者からは絶対に借金しない!

どうしてもお金が必要で借金したいけれど、どのカードローンの審査にも落ちてしまったという人がいます。

そんなとき、1枚のチラシが目に入りました。

そこには審査なしで即日融資可能と書かれています。

地獄に仏とはこのことですが、本当にそんな金融業者があるのでしょうか?

残念ながらその業者は、闇金融と思って間違いありません

闇金業者から借金すると、まともな社会生活が送れなくなる

審査なしでお金を貸してくれる金融業者なんて、ありはしないのです。

審査なしと謳っている業者は、闇金融だと認識しましょう

いくらお金が必要でも闇金業者からは絶対に借金してはいけません。

もしお金を借りれば、とんでもない仕打ちが待っています。

まずは法外な金利を取られます。

利息制限法では年利が20パーセントまでと定められていますが、闇金業者では10日で1割、いわゆるトイチも珍しくありません。

トイチを年利に直すと365パーセントという法外な金利となりますが、これは単利での計算で単利とは元金にのみ金利がかかることです。

闇金業者は単利ではなく複利で計算しますが、複利では元金と利息分を合わせた金額に金利がかかってきます。

ちなみにトイチの複利は年利3,142パーセントという、気の遠くなるような金利となるのです。

もちろんお金を返すことができなければ、暴力的な取り立てもしつこく行われます。

その被害は家族や近隣住民にもおよび、まともな社会生活が送れなくなるでしょう。

ソフト闇金も非常に危険

お金を貸してくれる業者はないかとインターネットで検索すると、ソフト闇金と呼ばれる業者のサイトがヒットしました。

サイトの装飾は闇金とは無縁の爽やかなイメージで、まるで一流企業のようです。

しかも堂々とソフト闇金と名乗っています。

サイトの印象だけだと、とても違法業者とは思えず安心してしまう人がいますが、ソフト闇金も他の闇金業者となんら変わりはありません。

法外な金利は闇金融と全く同じですし、表面上の物腰が柔らかいだけでお金を返せなくなれば厳しい取り立てが待っているのも一緒です。

それどころか返済できなくなると犯罪の片棒を担がされることもあります。

たとえば銀行口座の名義貸しを迫られるのです。

そして、あなたの銀行口座が振り込め詐欺などに利用され、あなたは犯罪者となります。

しかも、あなたが銀行口座の名義貸しを行ったために、泣く被害者も出てくるのです。

どうしてもお金に困ったら、法律事務所に相談する

どの金融業者もお金を貸してくれない、でもお金が必要だという場合は、金融関係に強い法律事務所に相談しましょう

借金の返済に関しても、相談に乗ってくれます。

また闇金業者やソフト闇金からお金を借りてしまった場合でも、法律事務所に相談してください。

彼らは法律のプロですので、反社会勢力との対応にも慣れています。

ローンも結局は借金だということを自覚する

これまで借金に関する色々な事例を紹介してきましたが、いちばん肝心なのは、借金とはお金を借りることだということです。

そんなこと当たり前だと言われそうですが、実際にお金を借りていると、そのことを自覚していない人が非常に多いのです。

手軽にキャッシングできるからこそ要注意

総量規制の項でも書きましたが、現在ではカードローンで手軽にキャッシングできるが故に借金地獄に陥る人が後を絶ちません。

自分の預金口座からお金を下ろす感覚なので、借金しているという自覚がなくなるのです。

借りたお金は返さなければならないということを、つい忘れがちになります。

そして複数の金融業者からお金を借りて多重債務者になってしまい、最終的には自己破産などの債務整理に行きつきかねません。

そうならないためにも、ローンやキャッシングとは借金であることを自覚し、お金を借りる際には返済計画をきちんと立てることが大前提となります。

そして毎月の返済を滞りなく行い、完済すれば信用情報の評価も上がります。

つまり次の融資が受けやすくなるわけですね。

お金を借りるということは、生活を豊かにする手段です

しかし借金の仕方を誤ると、生活を破壊しかねません。

より良い生活を送るためにも借金を上手に利用してください。

間違えても借金により、人間がお金に利用されるような事態は避けたいものです。